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入院・介護の準備ガイド【保存版】

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入院・介護の準備

両親にはいつまでも元気でいてほしいと思うもの・・・
しかし、親は自分が成長していくにつれて確実に老い、いつかは別れがやって来ます。親が老いた時のことなど考えたくないと思いますが、そのときはいつやってきてもおかしくありません。

我が家は両親とも突然入院し、「入院するときって何が必要??」、「介護の準備は何からはじめればいいの?」という状態でした。今回はその経験から、「入院と介護の準備は何をすればいいのか」をお話しします。

 

入院時、まず必要なのは現金・健康保険証・診察券

親の気持ち

親が入院をするとき、まず必要なのは健康保険証と病院の診察券です。財布に入れっぱなしの方も多いですが、念のために保管場所を確認しておきましょう。入院手続きには印鑑も必要になるので、忘れないようにしてください。

服用している薬がある場合、おくすり手帳も必要になります。この手帳があれば、過去にどのような薬を服用していたのか、入院する病院が把握できます。「アレルギーのある薬はないか、飲み合わせの悪い薬はないか」、病院側が確認するのにも役立ちます。

 

入院保証金が必要な病院もあります。入院することがわかったら、現金を用意しておいてください。5万円~10万円ほど必要になってきます。
※場合よってはそれ以上の病院もあります

入院時に必要となる物一覧

衣服・下着・タオル

病院で生活をするために必要なものです。定期的に病院へ通い、洗濯することを忘れないでください。大きい病院ならだいたい洗濯機があります。
※衣類をレンタルできる病院もあります

洗面用具・コップ・履物

髭剃りや石鹸、入浴時のシャンプー・ボディソープ、コップを用意します。病院側でお茶を出してくれるので、そのときコップが必要になります。履物は滑りやすいスリッパを避け、履きやすい運動靴を用意しましょう。

その他

病室内にはテレビが設置されていますが、院内のテレビカードを購入しなければ見られない病院が多いです。また、同室の方に迷惑とならないようイヤフォンを使用します。ラジオを持ち込む場合も同じです。「本を読みたい・編み物をしたい・携帯を使用したい」など、要望がある場合は必ず病院に確認してください。

病院によっては、入院時のしおりが用意されている場合があります。このしおりには、院内情報や必要物品が記されています。事前にお見舞いに来て欲しくない人、入院していることを知られたくない人を把握しておくとトラブルの回避にもなります。

親のお見舞いは定期的に行き、その都度必要なものがないか聞いてください。入院慣れしている親は少ないので、だんだんと必要な物が増えてきます。定期的に顔を見せることで親も安心できます。

入院生活で必要な物

物品リスト 用途
洗面用具 「歯ブラシ・歯磨き粉・くし・コップ・洗顔料」などが必要になります。アメニティセットで購入できる病院もあります。
タオル(大・小) 顔を洗ったり汗を拭いたりなど、使用頻度は高いので多めに用意しましょう。大きなタオルは、入浴したり体を拭いたりするときに必要です。
羽織るもの 気温対策のため、1枚は用意しておきましょう。退院が決まったら、帰宅時の服も用意してください。
下着・肌着・靴下 病院内で洗濯できるので、2~3日分あれば十分です。病院内のコンビニでも売っていることが多いです。
パジャマ等の寝衣 病院内での移動は寝衣になります。病院で用意された物は意外と動きやすいです。
入浴セット 入浴が可能な病院もありますが、病院の浴室は何も用意されていません。シャンプー・ボディシャンプー・リンス・スポンジなどの入浴セット一式が必要です。
履物 すべりにくいものを用意してください。スリッパは滑るので、スニーカーやクロックスがオススメです。
メガネ・コンタクトケース 使用している場合は用意してください。意外に物が多くなるので、あると便利です。
ひげ剃り・化粧品 それぞれ必要であれば用意してください。
ウェットティッシュ 食事のときや手が洗えないとき使用します。毎日入浴ができない場合もあるので、体を清潔に保つためにもご利用ください。
爪切り・綿棒 長期入院の場合は必要になります。
ティッシュペーパー 病院内のコンビニでも使用できます。こちらも使用場面が多いです。
ポーチ 簡易的な保管庫がありますが、移動時に貴重品を持っていきたい方は用意してください。物が溢れる場合は、収納ポーチがあっても便利です。

入院の手続きで必要な物

必要な物リスト

  • 健康保険証
  • 診察券
  • 筆記用具
  • 印鑑
  • 高額療養費限度額認定証(持っていれば)
  • おくすり手帳
  • 普段飲んでいる薬(飲んでいれば)

入院時にあると便利な物

あると便利な物

  • 携帯電話・スマートフォン(※充電器も)
  • 小銭
  • ボールペン・メモ帳・付箋
  • 耳栓
  • 置き時計
  • 卓上カレンダー
  • テレビ用イヤフォン
  • A4クリアファイル
  • ノート

病院側からさまざまな書類を渡されます。意外に重宝したのが「A4クリアファイル」です。書類にサインをすることも多いので、ボールペンも用意しておきましょう。

病院内には洗濯機・乾燥機が設置されているところが多いです。使用するには現金が必要なので、小銭を用意しておきましょう。毎日の着替えやタオルなど、洗濯機・乾燥機を使用する機会は意外と多かったです。

テレビカードは1,000円なので、千円札を用意しておいたほうがよいでしょう。購入する機器は、病院内に複数設置されています。また、テレビ用イヤフォンがあったほうが周りに迷惑を掛けません。コンビニがある病院も多いので、そこでテレビ用イヤフォンを購入しましょう。

介護の準備は「介護保険」から!

 

次にお話しするのは、介護が必要になったときの準備です。親に元気なうちに、「介護が必要になったらどうして欲しいのか」を確認しておきましょう。

介護の選択肢

  • 子供の負担になりたくないから施設に入りたい
  • 家で過ごしたいから在宅介護サービスを受けたい
  • 他人に介護してほしくない

このようにさまざまな選択肢があるので。私たちはその望みをできるだけ叶えてあげる必要があります。しかし、肝心の介護サービスのことを知らなければ準備のしようがありません。それでは「介護の準備」は何からはじめればいいのでしょうか。

介護保険の活用方法を知る

 
 
 

介護保険とは、65歳以上の高齢者で介護が必要な方、あるいは40歳から64歳の方で特定疾病のため介護が必要な方が受けることのできるサービスです。このサービスを受けるためには、まず市町村役場へ申請し、要介護認定を受ける必要があります。

要介護と認定された方は、要支援1から2、要介護1から5に分類されます。程度によって、介護サービスの範囲やサービス利用料金が大きく変化します。要支援1が介護度が最も軽く、要介護5が最も重い状態です。

要介護度が高ければ高い程、介護保険サービス利用料金の負担額は少なくてすみますが、サービスの利用料金自体は高くなってしまいます。要介護認定がされた後は、ケアマネージャーがケアプランを作成し、介護サービスを決定していきます。心配なことや不安なことがある際は相談してください。

自分達には合わないケアマネージャーに当たってしまったとしても、後に替えることができます。自分達の悩みをきちんと聞いてくれるケアマネージャーを選びましょう。
(参考:介護の始め方「親が寝たきりになったら、まず何をするべきか?」

介護保険で受けられるサービス

地域密着型サービス

自分で住んでいる地域内で受けることのできるサービスです。認知症の方のデイサービスやグループホーム、夜間に対応している訪問介護などがあります。

施設サービス地域密着型サービス

福祉施設に入所し、介護を受けることができるサービスです。特養と呼ばれる特別養護老人ホームや老人保健施設、介護療養型医療施設などがこれにあたります。

在宅介護サービス

自宅にいながらさまざまな介護サービスを受けることができます。 入浴のみの訪問入浴、機能訓練のための訪問リハビリテーション、訪問介護などがこれにあたります。

必要であれば、これらの介護サービスを組み合わせながら行なっていきます。
また、親が自宅での生活を望んでいる場合、介護保険で介護リフォームの補助金を受け取ることもできます。

例えば家の中に手すりを設置することや、通路の段差などを解消するができるので、介護をする私たちも楽になります。在宅介護を選択する際は検討してください。

確認しておきたい親の希望

 

入院することになれば、場合によっては長期になってしまいます。そうなった時に見えてくる問題は、「手術をするかしないか」、「延命はするのかしないのか」ということです。
(参考:末期ガンと診断された家族にしてあげられること

介護についても同じです。「どんな介護を希望するのか」を確認しておくことで、その後の進行もスムーズにいきます。「そんな話しはまだしたくない」と言われることもあるかもしれません。

しかし前もって知っておけば、いざという時の選択肢は増えていきます。早いタイミングで確認すべきことを洗い出しておきましょう。いつかは自分の番がやってくることでもあります。日頃から準備しておくことが大切ではないでしょうか。